ミニ シアターを作るの巻き [シアタールーム]
今年(2013年)の春、家を立て替えようと思い立ち息子と二人で二世帯住宅に立て替えることにしました。私の趣味であるAVを楽しめる小さなシアタールームも作ろうと少ない建坪の中に14畳くらいはと思っていたのですが結局10畳ちょっとになってしまいました。11月には完成の予定ですがシアターとして使えるようになるまでをご紹介したいと思います。
地鎮祭 07.20
シアタールームの辺り
10.04 外壁塗装完了
建物は色々見て回った結果、造りと耐久性などからヘーベルハウスにしました。予算が相当オーバー気味となりシアターには余りお金をかけることができません。また、自分なりに設計し作りこんでみたいと思います。
シアター部分の平面図
私の使えるスペースは65平米(20坪)しかありませんので玄関、風呂・洗面など水周りを切り詰めキッチンも小さなものにしました。シアターは暗くて良いので小さな窓を2つ付けましたが、納戸扱いになっています。
スクリーン面の予想図
スクリーン面はサウンドスクリーンにするつもりです。スピーカを含めて木取りだけを材木屋さんに頼み、DVD,BD入れのところは60cm幅の本箱が2万弱であるので利用しようかと思います。
プロジェクターは現在のVICTOR DLA-HD1を息子に譲ってSONYの新しい4Kプロジェクター(VW500ES)と言うのを予約しました。11月発売が延びて12月になるらしいですがスクリーン側の完成は来年にずれ込みそうな気配で多少遅れても問題ないですね。AVプリアンプもYAMAHAのCX-A5000に変えます。
11月10日にスピーカBOXと棚を作ってくれそうなお店をNETで探しアテックス(www.atics.co.jp)というところを見つけて行ってみました。スピーカーも取り扱っておりウーファーにBaymaのMS212を3本MS115K1本を含めてBOX4個及び棚の見積もりをお願いしました。作ってもらうと10万近く予算をオーバーするので木取りだけで自分で組み立てることにしました。これから引越しも含めて忙しくなりそうです。
11月22日新居が引き渡しになりました。Myシアターのある思い入れの詰まった家の完成です。
SCREEN側、こちら側のスピーカーや棚の作成には少し時間がかかりそうです。
プロジェクター側
リア側になるこちらには今まで使っていたAudioのシステムを置き音楽を聴くときは後ろ向きになって聞くつもりです。映画のときはリアチャンネルにつなぎ変えてスクリーン側を向いて見ます。
無事引っ越しも終わり12月中ごろにはプロジェクター、AVコントロールアンプ年末にはスピーカーUNITとBOXの木取りしてもらったものが届きました。引っ越し疲れもあり2014年の年初からシアターつくりを始めようとした矢先腰から太ももにかけ痛みがするようになり日増しにひどくなって、ついには3分ほどたって歩くと痛くて歩けない状況に。医者に行くと脊柱管狭窄であろうとのこと。ほぼ1か月何もできずじまいでした。
その間スクリーンと、壁面のラックを探して取り付け工事、製作費など見積もりを取ると150万円を超える結果となり、新居に大金をはたいたので予算を大幅にオーバーしてしまった。ネットを駆け回り再検索しサウンドスクリーンはNAVIOというカーテンやさん?が出していることを知り秋葉に見に行き少し暗いけれど(反射率0.9?)OSなど専門メーカーのものと比べ値段は3~4分の1、取り付けも自分でやることに、ラックはスピーカーが収まるちょうど良いものがなく下の部分はホームセンターでカットしてもらい自分で組むことにした。スクリーンは取り付け費用込だと60万くらいだったものが12万(セールでキャンペーン中だったので2割引きでした)、ラックは70~90万の見積もりが15万以内にできそうなのでこれで行こうと設計をやり直しました。
正月から1月以上寝室の脇が材料置場(2014.1.13)
2月になりやっと動けるようになりまずスピーカーBOXの組み立てにかかった。補強材や吸音材など入手し3月中ごろには完成。色もグレーに塗りそれらしくなった。
鋸などは当然ベランダで使いました!
あとはユニットを取り付ける状態のBOX(2014.3.25)
ラックはサイズの関係で特注するか自分で作るかしかなく、下部の部分を自作(3分割し集成材をホームセンターでカットしてもらいねじと接着剤で組み立て、塗装)、その上に市販の壁面収納を組み立てることにした。3本のスピーカーが収まり、安くても余りペラペラのものでなく壁面ピッタリにはまるものを探し回った結果、島忠(シマホ)でほぼ希望通りのものを見つけ購入した。
塗装前のラック下部(2014.4.1)
スピーカーの完成
ラックの組み上げ
注文のラックが届いたので左部分を組んでみました。手前には引っ越し時のままの段ボールに入ったCD,DVD,BD,雑誌などが山のようにあります。組んだラックを一人で下部自作ラックの上に載せましたが、やはりバランスを崩して真新しい天井を傷つけてしまいました。あとは応援が来てからにしました。
2014.4.12ラックの組み立てほぼ終わり
3個の部分に分かれたラックを横にネジで連結し補強を入れてある壁に4か所でこていし、収納部分は完成しました。残るはスクリーンを固定するひさし部分を作ることだけとなりました。
物を入れてみました(2014.4.20)
スクリーンも届きましたが130インチの大きなものなので子供たちの応援を頼んでつけます。連休過ぎにはミニシアターも完成できそうです。
スクリーン前方(2014.5)
プロジェクター側
半年掛りでやっと完成しました、5.1チャンネルですがそのうち7.1→11.1CHへと進めていく予定です。スクリーンはサウンドスクリーンのため裏側に光を反射しやすいものがあると角度により表に見えてくることがありDVDやCDの入る場所には暗い色のものでカバーをする必要がありました。
こけら落としは 「0グラビティ」 OPERA「魔笛」を見ました。まだ細かい調整が必要ですが大スクリーン大音響を独り占めしてみる映画やオペラは最高です! 最後にシアター作りにかかった大まかな費用を書いておきます。参考にしてください。
- スクリーン NAVIO 130インチ SOUND SCREEN 120,000
- 収納部(自作 基礎、天井部) 18mm集成材 約 30,000
- 収納部(オープンラック島忠) 約 115,000
- スピーカー(フロント部 自作4台合計) 約 230,000
- (リア部 JBL STUDIO530 x2) 53.000
これ以外にはプロジェクターやアンプがあります。これにてミニシアターを作るの巻は完了とします。
USB CABLEに音の違いはあるかの巻き [NETWORK AUDIO PC]
長い間ブログのUPDATEができませんでしたが昨年作成したAUDIO用PCを使って雑誌HiViの付録についてきたUSBcableの聴き比べをしてみたいと思います。
聞き比べのためにヘッドホンを使用することにしました。ONKYOのES-FC300をヘッドホンアンプ代わりのLINEMIXERにつないで聴き比べます。
ケーブルは
- Zonotone
- SUPRA
- AIM
- WIREWORLD
の4種類です、最初に思いましたのはDigitalSignalはケーブルで音が変わるのか?という疑問でした。スピーカーケーブルはアナログSignalを通しますので線の太さや音の周波数によって大きく音色が変わってきますが音になる前のDigitalデータがケーブルによって耳でわかるほどの違いを生むのかを確認したいと思います。デジタルのビットがケーブルの伝送中に化けるのでしょうか?私の予想では500円の安物のケーブルでもちゃんとつながっていれば最終的な音は変わらないのではというものです。
20013.10.21 ケーブルをつなぎ換えるたびPCをリセットしながら聞き比べるせいか間が空いて前に聞いた音との違いが良くわかりません。と言うより聞いて判るような顕著な違いが見つからないのか、デジタルのシグナル伝送時ケーブルが悪さをして音を変える事はあるかもしれませんが、しっかりした造りのこれらケーブルに違いは見つけられません。500円のでもわかりませんでした。
test sourceはリッピングしたCD
- Jaques Loussier Plays Bach TELARC CD-83693
- Concierto de Aranjuez Kaori Muraji VICC-60154
- Symphonies 7 Beethoven Skrowaczwsk OEHMS OC-524
ですが、24bit/192のデジタルファイルも聞いてみたいと思っています。聞き比べは、面倒なのと音楽で無く、音だけを聞いていますので楽しくありません。実に疲れますので結論はまだまだ先になると思います。
サブウーファーを作るの巻 [SPEAKER]
今年2012年4月に作成したサブウーファーをご紹介いたします。
それまでおよそ7年パイオニアのサブウーファーで映画を楽しんでおりましたが、少し大きな低音が出されるとビリビリとコーンが鳴り聞くに堪えない音を出すようになりました。以前からボリュームを上げるとひどい音が出ておりましたが6万円ほど投資した物を簡単に捨てることもできず小さな音で使っておりました。しかし最近の映画の特にSFやアクション物にはびっくりするような音が入っており、これを楽しみたいとサブウーファーを作ることにしました。
予算はなるべく安くということで18mmのMDF3x6板1枚に25cmウーファーを使用し上記の設計をしました。新宿の東急ハンズで切断もお願いし8千円弱でした。ヘルツホルムの計算などはspedやネット検索で公開されている式を用いて行いました。ダブついた低音はあまり好きではないので密閉とバスレフの融合としてみました。使用周波数は80Hz以下として、共振周波数28Hzとしました。
カットして送られてきたものです。補強の板を取ってほとんど端切れなく無駄のない板取りでした。スピーカは秋葉のコイズミ無線で DAYTONのDC250-8を6千円で仕入れてきました。組み立ては木工ボンドと釘だけで大丈夫です。補強材の補充が必要でしたが手元に3cm角材があったので適当に使いました。
まず箱の内側に補強の桟を箱鳴りを抑えるよう貼り付けます。端子の部分はくり抜いて裏から端子をつけた18mm厚の板をネジとボンドで接着しました。
スピーカは鬼目ナットを使ってとりつけます。
スピーカーは鉄板のプレス加工でしたので防振の鉛を貼り付けました。
これに吸音材を入れていきますが、安く上げるため百均のクッションを壊した綿を古いバスタオルでくるんで貼り付けます。入力信号には高い音(おおむね150Hz以上くらいの)は入らない前提ですのでふわふわのでなくても大丈夫です。
サブウーファーは2012年4月には完成し塗装をする前に試聴しようとAVルームにセットしたままそろそろ一年になります。箱の中のバッフルに穴を開け広域成分を相殺するようにしたらとか、色々考えましたが、不満な点が特に見つからずまぁいいかと、そのまま使っています。超低音では床が震えますが本体からはとくに嫌な音もせず映画に迫力が出ます。少し暖かくなったら塗装をして完成としたいと思っています。 2013.02.26
2013.10 このSUBWOOFERを使い始めて1年半になりますが、最近エッジが緩んできたせいか超低音でボリウムの大きいときゴトゴトとコーンが何かに当たるような音を出し始めました。やはり安物のスピーカではへたるのが早いのかコイルボビンのストロークが短いのか、このままでは大音量の低音は出せませんのでエッジを補強してみたいと思います。エッジ補修に使うゴム糊(乾いても硬くならず弾力がある)を塗ってみようと思います。
NETWORK AUDIO 用PCを作るの巻 [NETWORK AUDIO PC]
最近オーディオショップに行くとパソコンでソースを選びCDよりも良い音で鳴らしているのを良く見かけるようになりました。かつてのブームになることはもう無いのでしょうが、オーディオの世界は確実に進歩しているようです。私もいわゆるNET AUDIOというのをやってみようとEsotericのDV-50sをこのブログのタイトル写真にあるようにUSB入力のあるK-07に交換しました。
さて、いよいよPCのUSB端子とつなげてと思ったのですが、PCの音(ファンやHDDの音)が異常に大きくとても音楽鑑賞には堪えられません、そこで音のしない、私のシステムに会う薄型(1U)のラックマウント可能なPCを作ろうということになりました。楽しみながらゆっくり作っていきますので見てやってください。 (2012年10月)
だいたい穴あけも終わり、仮組みです。こんな具合になる!
やっと部品の取り付けが完了!後は、OSのinstallですがXPかWindows8か迷っています。取りあえずXPを入れようと思います。
ここまで来たら後は楽です。ちなみにかかった費用の概算は・・・
- マザーボード、SSD,memory、BDドライブ ・・・・・・・・・ 32000
- アルミ財、ネジ、スイッチ、LED、USB端子、中古電源・・・・6000
Totalで 38000円程度でした。
アンプにつないで音出しするのにまだ時間がかかりそうです。 出来上がれば創刊時から購読している雑誌HiViのどうしようもなく短いUSBケーブルが使えそうで無駄にせずにすみそうです。
先週XPのマシンをほしい方がおりインストールして渡している間に11月になってしまいました。AudioPCの方は接続配線はすべて終わりOSを入れるのみとなりました。XPを持っているのでWin8のアップデート版を買ってきました。わざわざXPから入れることも無いのでWin8をじかに入れます。PCの躯体はラックにマウントするのでBDドライブにあわせて黒に塗るつもりでしたがK-07の上に乗せるとアルミの色のほうが美しいのでこのままにしました。
SSDのみのPCは色々問題も多いようなのでよく調べてインストール作業します。仮想メモリやTEMPファイルなど読み書き削除が多いものの取り扱い方法などNETに記述があるようです。
11月もあと1週間、寒くなってきました。Windows8はSSDにすんなり収まりました。パワーを入れても何の音もしませんCDを回してリッピングするときだけはしょうがないですが。SSDということで次のような設定を行っています。
- 不要なアプリを削除
- アカウント制御でディスクトップで暗転しない設定
- DiskのプロパティのINDEXをつけるチェックをはずす
- システムの復元を無効に設定
- 起動と回復の設定でログをとらない、デバッグ情報も無しに
- 仮想メモリを無効にしページングファイルは無しに
あとは、TempファイルをRAMディスクにしたかったのですがまだです。
使用したマザーボードがディスプレイドライバーを提供してなかったのでワイド画面にするのにWindows7のドライバーを入れました。Windows8をサポートするタッチパネルの小さなディスプレイがまだありませんので 取りあえず6980円のVGAのディスプレイを仕入れました。
大好きなジャック・ルシエールのプレイバッハをリッピングして音を出してみました。プレイヤーソフトはMediaMonkeyを使いました。リッピングしたので音についてはどうかと思ったのですが、CDを直接かけるのと区別がつきません、FLACで取り込み圧縮は3程度にしてみました。ESOTERICのHPからHighSpeedモードのドライバーをダウンロードして入れたつもりですがWindows8に対応していないのかうまくいきませんでした。課題が残りました。
操作が楽ですので、持っているCD500枚くらいを全部取り込んでPCから聞きたいと思います。画像を探して取り込むのがちょっと大変ですが・・・。また、ドライバーがちゃんと入ったらCDでなくHighResolutionの音楽ファイルもそろえて行きたいと思います。
これでヤットHiViの付録が役にたちましたがいかんせん短い!後10cm長ければこんなに後ろにずらさなくてかっこよくなるのに・・・
一応ネットワーク・オーデオ用PCを作るの巻きは完了とします。 2011.11.22