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サブウーファーを作るの巻 [SPEAKER]

今年2012年4月に作成したサブウーファーをご紹介いたします。

れまでおよそ7年パイオニアのサブウーファーで映画を楽しんでおりましたが、少し大きな低音が出されるとビリビリとコーンが鳴り聞くに堪えない音を出すようになりました。以前からボリュームを上げるとひどい音が出ておりましたが6万円ほど投資した物を簡単に捨てることもできず小さな音で使っておりました。しかし最近の映画の特にSFやアクション物にはびっくりするような音が入っており、これを楽しみたいとサブウーファーを作ることにしました。

SUBEOOFER木取り.JPG

予算はなるべく安くということで18mmのMDF3x6板1枚に25cmウーファーを使用し上記の設計をしました。新宿の東急ハンズで切断もお願いし8千円弱でした。ヘルツホルムの計算などはspedやネット検索で公開されている式を用いて行いました。ダブついた低音はあまり好きではないので密閉とバスレフの融合としてみました。使用周波数は80Hz以下として、共振周波数28Hzとしました。

001ハンズでカットする.jpg

カットして送られてきたものです。補強の板を取ってほとんど端切れなく無駄のない板取りでした。スピーカは秋葉のコイズミ無線で DAYTONのDC250-8を6千円で仕入れてきました。組み立ては木工ボンドと釘だけで大丈夫です。補強材の補充が必要でしたが手元に3cm角材があったので適当に使いました。

002釘とボンドで補強.jpg

まず箱の内側に補強の桟を箱鳴りを抑えるよう貼り付けます。端子の部分はくり抜いて裏から端子をつけた18mm厚の板をネジとボンドで接着しました。

003端子盤の加工.jpg

 スピーカは鬼目ナットを使ってとりつけます。

004スピーカ取付け用鬼目ナット.jpg

005側板接着ボール盤は重石.jpg

スピーカーは鉄板のプレス加工でしたので防振の鉛を貼り付けました。

006スピーカの防振に鉛を貼る.jpg

これに吸音材を入れていきますが、安く上げるため百均のクッションを壊した綿を古いバスタオルでくるんで貼り付けます。入力信号には高い音(おおむね150Hz以上くらいの)は入らない前提ですのでふわふわのでなくても大丈夫です。

007吸音材投入前.jpg

008吸音材を貼り込み.jpg

サブウーファーは2012年4月には完成し塗装をする前に試聴しようとAVルームにセットしたままそろそろ一年になります。箱の中のバッフルに穴を開け広域成分を相殺するようにしたらとか、色々考えましたが、不満な点が特に見つからずまぁいいかと、そのまま使っています。低音では床が震えますが本体からはとくに嫌な音もせず映画に迫力が出ます。少し暖かくなったら塗装をして完成としたいと思っています。 2013.02.26

2013.10 このSUBWOOFERを使い始めて1年半になりますが、最近エッジが緩んできたせいか超低音でボリウムの大きいときゴトゴトとコーンが何かに当たるような音を出し始めました。やはり安物のスピーカではへたるのが早いのかコイルボビンのストロークが短いのか、このままでは大音量の低音は出せませんのでエッジを補強してみたいと思います。エッジ補修に使うゴム糊(乾いても硬くならず弾力がある)を塗ってみようと思います。


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